エデンの園はペロポネソス半島である可能性 [黒歴史]
当blogでは、作家の感性を偉大なるものと賞賛し、
その一種の神の霊感を辿り巡りながら、さまざまな謎を紐解いています。
その方向性の確信については自身の体験がベースにあります→リンク先
ただ、この方向性が他者に伝わるかどうかは疑問も持っています。
例えば、わかりやすく「何かしらの敵」を設定するなりすれば、思考の方向性をそこへ誘導することで理解されやすくなるのでしょうけど、残念ながら・・・
そこに「敵」はいないのです。
敵は、誰もが持つ先入観と固定観念なのですから。
そうした、人間の可能性を蝕む牢獄からの解放――
それも、当blogのもうひとつの目的です。
今回の題材は・・・まだ世に出ていない作品になります。
ペルソナ5
この作品のシンボルカラーである「赤」
そして、マスコットキャラクターとして浮上した「猫」
さらには、「怪盗」というテーマ
当blogでは「これら」に触発されて、
それがそこに企図して象徴される由来の源流をたどってきました。
今回は、原点回帰して、ペルソナ5の謎を掘り起こしてみたいと思います。
まず、今回の主人公のペルソナが「アルセーヌ」ということですが
その名の由来の元となったアルセーヌ・ルパンは狼人間を意味しています
(ルパンの語義は「狼のような」という意味)
ハリーポッターのルーピン先生と同じですね
あれも獣人キャラでした
つまり・・・
『ペルソナ5』は主人公に狼人間のイメージを投影していることになります
主人公のペルソナ「アルセーヌ」。カッコいい。ペルソナはスタンドみたいなものです
以前、『クラウドアトラス』はエデンの園の物語だと書きました(リンク)
その中では書きませんでしたが、各キャラクターは彗星の形をした痣をもっていました。そして、その映画で語られるのは「奴隷たちの解放」でもありました。
奴隷の解放・・・・
それもまた、ペルソナ5のテーマとなっています。
と、意気揚々と考察しようと思いましたが・・・
現在は、まだ詳しい内容は公開されていませんので、考察材料がなさすぎです
以下は、もはや妄想となります
狼人間の起源とされるのはギリシア神話に登場のリューカーオンです(wiki)
彼は、アルゴスの王ペラスゴスの息子でした。
ペラスゴスは、エジプトからやってきた五十人の乙女を助けた王として知られています。
ちょっとした『シンドラーのリスト』みたいなお方です。
やがてリューカーオンは、『ペルソナ5』の主人公みたいなイケメンに成長。ペロポネソス半島に、悠久の理想郷たるアルカディアを建国します。
アルカディアは楽園の意味も持ち、ゲーマーという意味もある(出展wiki)
彼はリュカイオン山の頂上で、ゼウス・リュカイオンの祭祀を行い・・・
神への供儀として、赤子を生贄に捧げました。
このエピソードと似た話が、まんま旧約聖書にも登場します。
彼はこの結果、狼人間に変えられてしまいます
アブラハムの子イサクを、モリヤ山で生贄に捧げよとの神が命じるエピソードです。映画『ノア~約束の船~』でも神がハーマイオニーの赤ん坊を生贄にせよと命じますね
ここで奇妙なことに・・・
ペロポネソス半島の古い呼び名がモレヤだったと言います。まさに、旧約聖書で神がいけにえを求めたモリヤ山と名前がそっくりなのです。
ですから、旧約聖書の舞台とはペロポネソス半島だったかもしれません。
偶然の一致とは思えないのです
モレヤはまた、諏訪大社の神の名でもあります
また、ペロポネソス半島には先に書いたアルカデイアがあります。
もしかしたら、
ペロポネソス半島がエデンの園だったかもしれません。
そして、これは、ただの直感ですが、ゼウス・リュカイオスという祭祀の名前から察するに、本来、ゼウスとリュカーオーンは同一人物だった可能性もあります。
ただ、古代の生贄についてですが、現代の価値基準でその世界をの価値観計ってはいけない気もしています。
やがて・・・・
リュカーオーンの子らの横暴により、神は決断を下すことになります。
それがノアの大洪水でした
P.S.
モレヤは洩矢です。『P5』は赤がシンボルですから、それは丹塗矢です。
丹塗矢は諏訪大社のモレヤ神にも繋がります。
続きます
恥の語源は土師氏か? [黒歴史]
「恥の語源は土師氏の土師か」
という質問(?)をいただきました
今回はそのへんを考えてみたいと思います。
結論からいって、「恥」の語源は土師氏にありました。
これが、その証拠になります。
(出展元サイト消滅)
埼玉県は鷲宮神社では、毎年、土師祭が行われています。
ここは、アニメ『らきすた』の聖地でもあり、町おこしもかねたコラボ祭として「恥アソビ(仮)」が毎年開催されています。アニメが放映されたのが2007年ですから、もう10年近くも盛り上がりが続いているそうです。
これこそが、「土師」と「恥」は連動している証拠になると思われます。
土師氏は土器(ドキ)を作っていたので、恥ずかしがり屋でもありました
ちなみに、『らきすた』と同じくこちらの作品も京都アニメーションの制作です
アニメの聖地巡礼効果は半端ないと言われています。
現在、京都アニメーションが制作/放映しているアニメ『響け! ユーフォニアム』は、まさに京アニ本社がある京都府・宇治市ですから、人材の引き寄せ効果もかねて気合を入れてきそうですが、ちょっと地味すぎる気もする。
作品の考察については全話視聴してからやりたいと思います。
そして、宇治市は土師氏とも関係してきそうな気配があります。
yahoo blogでも数少ない3つ星レストランである『民俗学伝承ひろいあげ辞典』サイトによると、全国の「むろ」地名と土師氏が関連性があるとされています。
以下に、一部要約させて頂きます。
◇
全国の「はむろ」地名は土師氏に由来する。
その語源は「はにつち」を寝かせる暗所。倉。洞穴。洞穴である。
ただ、室を「ムロ」と読ませるのは「ウロ」が起源であるとし、「ウロ」から「ムロ」へと時代と人的流動にともなって変化した。
元の「ウロ」とは、木の穴を指す。この言葉は「ウ」と「ロ」にわかれ、ウとは宇宙の「宇」で、その古い用例は中国最古の王朝・夏の禹王に求められる。
◇
大体において、このような記述をなされています。
宇治は、また菟道と書き、莵となんらかの繋がりを暗示させます。
その莵の起源が、中国最古の王朝・夏の禹王にある可能性がここに浮上するように思えます。ただ、本題ではないのでスルーします。
より詳しい詳細はリンクから辿ってご覧ください(→リンク先)
また、和歌山県牟婁についても言及されていますが、ここは『凪のあすから』の聖地となった場所です。ここについては、昔考察したことがあるので思い出したら記事にしてみたいと思ってます。
そして「むろ」は、恐らくはこちらにも通じます
週刊少年マガジン連載の人魚のギャグ漫画むろみさん
『凪のあすから』もまた”ある種”の人魚がテーマとなった作品です。
そのキャストには、アニメ『マギ』で主役を務めた声優も起用されています。
『凪のあすから』の終盤のワンシーン。
右にいるのがマギ役の声優の演じたキャラですが、小さくて見えません
人魚については、クラウドアトラスでもテーマとなったと書きました。
(『そして男は蛇になった。クラウドアトラス考』→リンク先)
土師氏に話を戻します・・・
当blogは古代日本史から、地球史へと考察の場を移行したのですが、まさに、地球はこちらに繋がります。
恥丘
カッコ良くいうと「ヴィーナスの丘」です。
ですから、「恥」はまた「ヴィーナス」にもリンクします。
ガンダムシリーズ最新作のガンダムは、金星のヴィーナス・グローブ製です。
その最新鋭モデルは、G-ルシファーと命名されました。
土師氏は、女神信仰と連動した存在であるとここから見えます。
猿田彦は天照を導きました。猿田彦を祀る宇治土公の名もまた宇治です。
またハジは「黄櫨」とも書きます。ハゼノキです。
別名をリュウキュウハゼといい、その名の通り琉球から持ち込まれた木らしいです。その果実を、薩摩の実とも呼ぶそうです。
邪馬台国は琉球であるという説もあります。
こうなると、そちらに信ぴょう性がでてくる気がしてきました
琉球から南九州へと天孫降臨した?
最後に、宇治には槙島という地名があります。
お習字文字は絵を描いた人の名前みたいです(出展元)
土師氏に由来する「ウロ」を名前に持つ人気脚本家による
TVアニメ『サイコパス』に登場する槙島聖護――
彼は、静謐さの内に狂気とカリスマを内包した「敵役」として描かれながら、社会に安定をもたらすと同時に、人間の自由意思をも抑圧してしまうシステムに対して、一貫した「反逆者」の姿勢を取る人物でした。
秩序も混沌も併せ持つ、人間の自由意思への絶対的な賛美。
すなわち、それこそがリベンジの意味だと推測されます