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赤の起源と、眠れる奴隷 [黒歴史]

「罪と同じだけ古く、罪の何倍も醜悪な習慣――奴隷制」

     ティリオン・ラニスターの言葉(『氷と炎の歌』から)


   
『氷と炎の歌』の第五部にあたる「竜との舞踏」では、失われたドラゴン王朝最後の血族、デナーリス・ターガリエンの戦いがメインに展開します。
彼女の戦う相手。それは奴隷商売を生業としエッソス大陸を支配する、ギスカル系と呼ばれる強大な都市国家連合でした。

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(出展)

過去、何千年もの歴史において・・・
ドラゴン王朝ヴァリリアギスカル帝国との戦いは長きに渡り、それはヴァリリアが「破滅」とだけ呼ばれる災厄によって一夜にして滅びるまで続きました。
その後、強大なギスカル帝国もまた時代の荒波の中で崩壊。
今また、その瓦礫の中から、3つのギスカル系の子供たちが生まれました。それが第五部で彼女が戦うことになる都市連合です。

その戦場の地図が、こちらとなります。

Slaver's_Bay.jpg
縮小したため文字が見えない

一目でわかるように、この地勢は完全に「現実」とリンクしています。
作中においてヴァリリアが栄えた場所はペロポネソス半島にあたります。
前回、旧約聖書の舞台であり、エデンの園があったのではないかと考察した場所と同じです(→リンク先

対するギスカル系の国々は、歴史上トロイアが置かれた場所になります。
現在でいう「エーゲ海」を『氷と炎の歌』の世界では「奴隷商人湾」と呼びます。イメージが一変してしまいますw


「竜との舞踏」に描かれるのはトロイア戦争そのものなのです。
というか原作者自身がそれを意図して盛り込んでいる


toro.jpg
出展

リアル・トロイア戦争は、アカイア人とトロイア人の間に行われました。
アカイア――それこそが「赤」の語源のひとつに推測されます。
彼らは、奴隷を解放します。
少なくとも、当初の理念はそうであったろうと察せられます
時は、偉大なるヴァリリアもギスカルをもその身の内から朽ち果てさせたように、あらゆる絶対的な権力は、絶対的に腐敗していくということも、また真実であると思われます。

赤はフェニキアと繋がり、フェニキアのシンボルは鳳凰です。
平等院に鎮座する鳳凰と同じものです。
平等院は宇治市にあります。

宇治市にあるもうひとつの有名どころは京都アニメーションです。

free.jpg
近年の京アニ最大のヒット作。

自由=解放。
人気アニメ『FREE!』の第二期、エターナルサマー編
地球の重力から自由(?)になる水中を舞台とした京アニのヒット作です。
地球の重力に束縛された魂を忌避した人物に、赤い彗星のシャアがいます。

その夏は、こちらにも繋がります

morisama.jpg
本名は丹生谷森夏。丹塗矢の「丹」。丹塗矢は赤い彗星です。

同じく京アニ制作の『中二病でも恋がしたい!』のモリサマーです。
彼女は、中二病時代はドルイドという設定でした
(マビノギオンの所有者)

つまり、この赤の系譜はドルイド=ケルト人にも繋がっていきます。

freenanase.jpg

そして、『FREE!』の主人公ですが、その声を織田信長が担当しています。
すいません、正確には島崎信長という名前の声優です。
これは、『FREE!』の系譜は、忌部氏へと流れていることを示しています。

以前、「かぐや姫は忌部氏の血族」と推測されると書きました。
参照:ハラショーと豊受女神の謎

かぐや姫は月の女神ですから、ここに月のイメージがかぶさってきます。
月の女神ダイアナは、アン・シャーリーの無二の友の名です。
ダイアナはスキタイの女神です

アンは、平等院と鳳凰が刻印される10円玉と1万円札と関係します。
万と十で、まんじゅう・・・それに包まれるものこそアンです。
そして、アンはなのです。

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赤毛といえば、『大聖堂』の主人公の行為は、当時の社会規律からすれば業罰を受けるべきなのですが、彼は神に祝福されます。魔女と吟遊詩人の息子でもある。出展

名作『赤毛のアン』を監督した高畑勲監督がつくりあげた作品は
『かぐや姫の物語』でした。

正直・・・・・・

こんな多種多様なリンクを人為的に仕掛けるのは不可能かと思われます。
確率にただせばどれだけの数字になるのか

さらに続きます
以前、天神と土師氏の謎の記事を書きました。
そこで浮かび上がってきたのがマギ(ドルイド)だったのですが、
アニメ『マギ』で声を担当された声優さんの名前を石原夏織といいます。
ここにも、「夏」がでてきます。

神アニメ『凪のあすから』でも主要キャラのひとりをやられています
それで名前を覚えました。

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彼女もまた、マビノギオンの所有者のひとり。表紙は偽装済みです。

その声優さんのデビュー作が『輪廻のラグランジェ』とかいう作品です。
正直内容は見てないのでまったく知らないのですが・・・

キャラクターの口癖が「ま~る!」だといいます。

pic_maru.png

これは、聖徳太子の『和』にリンクします。
聖徳太子の源流は、イスカンダルにあると当blogでは書きました。
その正体を、ケルト人であり隼人・熊襲だとしました。
リンク先→イスカンダル起源


すべてが完全に繋がっています。


そして、「夏=サマー」は、『氷と炎の歌』のブランの飼う大狼の名です。
ブランはある事故により半身不随となりました。面倒臭いんで簡単に・・・

重要なのはここで「緑視力という異能の力が登場します。
それを三つ目の鴉から習得するのですが、そのへんが重要になります。
すいませんやっぱスルーで。長くなりそう。

自由を束縛された半身不随者が、光へと指先を伸ばす物語は、
こちらとも繋がります・・・

sbr.jpg
ジャイロのゴーグルは完全に遮光器式土偶と一致。アラハバキ説もあるいわくつきのブツ。
アラハバキは猿田彦説もある。・・・まさに、ジャイロは主人公を導きます。

ジョジョの奇妙な冒険PART7 『スティール・ボール・ラン』の主人公ジョニー・ジョースタ―です。彼もまた、半身不随者でした。
彼が最後にたどり着いた境地――


それが無限の回転の力でした。



【説明】
馬を黄金長方形のフォームで走らせることによって生まれたエネルギーを、騎手があぶみを通じて受け取ることで、「鉄球」に「甲冑や盾を突き破る」ためのエネルギーを持たせるというあぶみを使った回転を応用することによって生まれたスタンド能力。
スタンドのビジョンは大型で、鎖帷子を着たような人型を取っている。
この回転を纏った爪弾で撃ち抜かれると、次元すらを超えるエネルギー「無限の回転」によって、相手に対するジョニィの意志を必ず実現させることになる。
例えば相手に対して殺意を持って撃ち抜けば、撃ち抜かれた相手はいかなる抵抗を持ってしても、殺害というジョニィの意志からは逃れられない(その際、遺体は異次元へと送られて消滅する)。
別な例を挙げれば、大型船へ一緒に載せることが出来ない「人間の遺体」に対し、乗船させるという意志を持って撃ち込めば、船の乗務員はどんな手段を持ってしてもその遺体を船から下ろすことはできなくなる、などがある。
「無限の回転」による攻撃は一度当たったが最後、そのパワーからは逃れられないが、唯一ACT4による無限の"逆"回転を撃ちこむことによってのみ無効化することが出来る。逆に言えばそうしない限り、無関係の人間やジョニィ自身ですらそのパワーの餌食になってしまう。
また、「オラオラのラッシュ」も披露している。

相手に対してどこまでも影響を及ぼさんとする「無限の回転」の圧倒的な威力はジョルノ・ジョバァーナのレクイエムを髣髴とさせるものがある。

出展


・・・文章で見ても意味不明だと思います。
ジョジョはものごとを映像で理解する最善の教科書だと思っています。
どうか、全人類に読んでもらいたいと心の奥底から願っています。

だが断る

すべては、意思のもとひとつの方向性へと向かう
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム
それが、無限の回転の力です。

すべてをつなげる意味を持つ『ワンピース』の作者の名前は、
・・・尾田・・・それは織田であり、忌部です。

文節において「終わり」の意味を持つのは、「。」(まる)
今期は、『終わりのセラフ』というアニメが放映されてますね
この同作者の前作の漫画タイトルもまた『紅』でした。偶然でありうるでしょうか?



すいません、疲れてきました


夏はある「人物」に繋がる壮大な前フリだったのすが、長いので終わります。
それこそが、「かぐや姫」の鍵になります。
・・・続くかは不明。

            ◇

まずは、現代の人間の価値基準そのものを変動させないと、
何千何万という言葉を書き込んでも何の意味ももたないと思います。

アン・シャーリーの精神性を取り戻さなければいけないと思います。
それが、『花子とアン』で描かれた、ホビットの起源。
ホビットは、森のこどもたちに繋がります。
繋がる理由は過去記事を参照ください





何度もblogを止める予定でした。

止める予定が、今こうしてダラダラと記事を書いてます。
これは、ジョジョ第五部のブチャラティに繋がります
彼は、心臓が鼓動を止めたあとも目的のために生き続けていました。
自分が死んだことに気づくことなく・・・

最初止めたときは、『ラブライブ』の観客ゼロで歌いきる姿勢に感動し、
次に止めたときは、ソネットポイントが「0」から「1」になったことに感動し、どちらも、イシスに由来すると書きました。

ですから・・・

その恩義はイシスに対して向けられなければいけないのです。
言い方はアレですが、つまり今の方向性は違うと思う

            ◇

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