イスカンダル・ライジング [黒歴史]
『ヒストリエ』という歴史超大作があります。
アレクサンダー大王の実在の書記官エウネメスを視点に、激動の時代を描く歴史大作です。
トラキアの地方都市カルディアの裕福な家庭に暮らす少年エウメネスは、ある事件から、自らの出自がスキタイであることを知らされ、奴隷へと転落してしまう。その後の波乱万丈のすえ、アレクサンドロス大王の書記官として見出された彼は、伝説の大王の生涯をもっとも近くから目撃していくことになる・・・という物語です。
アレクサンダー大王・・・
その名は、旧約聖書やコーラン、シャー・ナーメ、ゾロアスター教など多様な民族の教典にも登場します。あるものはそれを英雄と呼び、あるものはそれを悪鬼と呼ぶ。創造者であり破壊者。賛美され、畏怖され、神格化された存在。すべての人間のあらゆる感情がひとりの人間を中心にめまぐるしく渦をまくその圧倒的な存在感。彼こそが、今ある世界の原型を作り上げた、歴史上もっとも偉大なる大王だったのかもしれません。
一言でいうととにかくスゴイ人でした。
その大王を見つめつづけた書記官エウネメスの生涯を描く『ヒストリエ』ですが、数々の名場面に彩られた作中でも、白眉と目されるシーンがあります。
それが以下のシーンです。
このワンシーンは、全米にも衝撃を与えました。
『ヒストリエ』といえば 「ば~~~~~っかじゃねえの!?」は常識です。
そして、それはこちらへとつながります・・・・・
説明は不要かと思われます
『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカの口癖(?)です。
以前書いたように、アレクサンダーは、イスカンダルとも呼ばれます。
すなわち、「イスカ=アスカ」 という図式がここに完成します。
「いや、完成しないだろ」と仰られる方もいるとは思います・・・ですが、当blogの考え方ではそうなります。
このへんだけを御承知いただけることが、真実のレッドカーペットへの通行料になります。
「知恵」は「千枝」……
それは一本の幹から多彩に枝分かれした自由意思を意味します。
千人がいれば、千人の思考・価値観があってしかるべきではないでしょうか?
千人それぞれの、歴史観を楽しみたいと思っています
千の枝は、千の果実をならせるのですから……
それらの味を御賞味くだされば幸いです。
「教科書どおりでない世界は絶対認めないぞっ!」
・・・そういう方は当blogを見ても100%断言しますがまったく意味はないです。
いい機会なので、今ここでハッキリということにします
現段階でのこの社会の価値基準に照らすならば・・・・・・・・
わたしの言動はすべて妄想です。
これまでの全世界を否定された少年エウメネスは放浪の運命を余儀なくされ、
・・・・・やがて、世界そのものを変える力を持つ大王と出会うことになる
しかし、わたしの理想はこの固定観念の牢獄に閉ざされた人間世界の解放にあります。それこそが彗星の系譜にあるのではないか・・・。
そう。はかなくもある希望を抱き、PNも現在の彗星を模した名前にチェンジしました。
ただ、おそらく崇高な理念・思想は長い時を経るうちに必ず変質します。
欲望という名の腐敗がすべてのものを蝕むこの時代にあっては、必然のことだと思われます
ですから、それが「今」も同じ理念で活動しているかはおおいなる謎です・・・
話がそれました・・・・
水の都飛鳥――その名もまた、アレクサンダー大王の流れを受け継ぐものでした。
くしくもその名は、前回、プロデューサーの名を高木とする『閃乱カグラ』の主人公と同じくします。
正直、この作品の内容までは知らなかったのですがここでも理論が補強された形になります。
高木ブーこそが、やはり天神の系譜であり、蘇我氏へと繋がっていきます。
飛鳥はア・スガであり、蘇我でありスサノオであり菅原です。
主人公は忍者のようですがまずひとつ言えることはおっぱいがデカいです。
そして、忍者の起源もまた、聖徳太子だという説があります。
そしてさらに・・・・
「バカの系譜」はこちらの作品にも繋がります。
『バッカーノ』
らんちき騒ぎを意味するバカたちが大暴れするアニメ作品。そのタイトルの由来は、酒の神バッカス(ディオニュソス)にあるといいます。
日本原始の神であると知られる大山積神は別名 和多志大神、そして、酒解神と呼ばれます。デュオニソスと同じく、お酒の神様です。木花開耶姫の父でもあります。木花開耶姫は隼人族。隼人は、マケドニアのアレクサンダー大王の流れだと書いてきました。
マケドニアはトラキア人です。
ディオニュソスはトラキア起源の神でした。
大山積はディオニュソスでした。
ディオニュソスは母親の燃え盛る胎内から生まれたといいます。
彼こそがイザナミを焼きつくしながら生まれた火之迦具土神でもありました。
さらに、火中出産というキーワードでつながる
「イザナミ=木花開耶姫=佐保姫」などは、同じ人物だと考えられます。
当blogの歴史観は、以前考察したとおり(→リンク先参照)
武内宿禰が300年生きたのではなく、彼が300年生きたとされる世代が同一のものであるとの前提に立っています。
ですから、考察内容に対し、記紀神話に詳しい方なら、時系列がめちゃくちゃに感じられるかもしれません。自分としては、むしろ、記紀神話自体が、ジャンプもまっさおなほどに水増しされ、引き延ばされて作られたものだと推測しています。同じパターンを何度も何度も繰り返すジャンプ漫画の黄金方程式です。そう考えると、同じキーパーツを持つ方々は同じ人物だとしても間違いではありません。
そしてまた…ディオニュソス崇拝は、珍棒崇拝でもありました。
日本中で盛り上がりを見せる珍棒祭り
デュオニュソスこそが蘇りの神でもありました。
彼こそが、イエス・キリストの源流でもある、始原の蘇りの神だったと推測されます。
そして字面から、これもまた蘇我氏へとつながっていきます……。
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『ヒストリエ』の作者・岩明均の名を一躍有名にした、
今や、誰もが知る名作『寄生獣』
・・・・ここから先はオカルトの領域になります・・・・・・
ただ、オカルトとはけっして心霊現象や都市伝説、陰謀論といったものを指す言葉ではなく、本来は、「隠れたもの」という意味で、それ自体がケルト人を意味します。
ケルト人は神出鬼没の忍者集団でした。
また中世では天文学における「蝕」を意味する語にもなりました。
『ベルセルク』に登場する赤いベヘリット。それこそが…? (出展)
その由来は、はるかエジプトのアメン神まで立ち返ることができます。
アメン神こそが、隠れたものという意味を持つ、最初の神でした。
アレクサンダー大王には後年、おおいに謎と議論される行動がありました。宿敵ペルシアの軍勢を前に、なぜか南へと方向を転身、一路エジプトを目指したのです。
その地で、彼は「アメンの子」の称号を得たといいます。
このアメン神のおすみつきが、彼には絶対に必要なものだったのでしょうか?
と書いておいてよくわかりませんが・・・・・
なんにせよ、オカルトとは純粋な知的探求の行為を意味する言葉でもありました。
(現代では、そうした面影はほとんどありません)
そして、推測ですが……この『ヒストリエ』から『寄生獣』へのつながりを察するに、彼ら騎馬民族は、何かに寄生された存在ではなかったか・・・? とも考えられます。
そのカギが、吸血鬼の聖典『ドラキュラ』にもハッキリと示されています。
ひとつ言えるのは、遥か昔に、あるものが地球にあらわれた。
その時から何かが目覚め始めたのではないか?
そう、考えています・・・・・・
それこそが、赤い彗星の起源だと
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