景行天王と二人のオウス [黒歴史]
海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』にはウィンター・フェルの領主である
エダード・スターク公の持つアイスという名の大剣が登場します(参照)
ショーン・ビーン演じるエダード・スターク公。
手に持つのがヴァリリアの呪術鍛造された大剣アイス。世に十本とない名剣とされる
(出展)
エダード・スタークが非業の死を遂げたのち大剣アイスは宿敵ラニスター家の手に落ち、改めてふた振りの剣へと打ち直されました。
その名を、
誓約の守り手 (オウス・キーパー)
誓約の破り手 (オウス・ブレイカ-)
そのどちらもが比類ない名剣とされます
ここに、「アイス」から分かたれた二つの「オウス」が登場します
一方のオウス・ブレイカーはキングスレイヤーことジェイム・ラニスターが手にします
これこそが・・・・・
長きにわたり謎とされてきた景行天王の謎を解くカギとなりました。
アイスソードには、血塗られた伝承がいくつも残されています (出展)
景行天王(けいこうてんのう)――
第12代天王。垂仁天王の第3王子。名は大足彦忍代別(おおたらしひこおしろわけ)。『紀』では自ら出陣し熊襲を征討。また、『記』では王子の小碓尊(おうすのみこと=のちの日本武尊)を派遣して熊襲を平定させたと伝えられる。
その息子は、大碓命と小碓命(日本武尊)の二人です。
弟はヤマトタケルというと誰もがご存知かと思いますがヤマトタケルに進化する前は小碓でした。
ここでもまた、「ふたつのオウスの存在」がでてきます。
ですから、同時に「景行天王はアイス」だということにもなります。
アイス・・・それは『氷菓』です
当blogでもたびたび登場の、京都アニメーションによる「人が死なない」学園ミステリ・アニメ。
その舞台は、飛騨高山です。
現在キャンペーン中のようです。
ですから、景行天王は飛騨高山出身だということがここでわかります。
飛騨高山は、実際に高天原説が根強くささやかれる地域でもあります。
あの山ひだがおりなす重層的な景観こそが、日本人の心のひだを形成したのかもしれません。
では、具体的に景行の正体はなんなのかですが、
これは、関裕二の『なぜ、饒速日は長髄彦を裏切ったのか』にヒントが描かれていました。
この本の中に、景行天王にのみ不思議なことに脛の長さが記されているとありました。
実際、古事記を読み返すと記載がありました。
>景行天王の身長 一丈二寸(脛の長さ 四尺一寸)
景行天王は3メートルを超す背丈だったと書かれてあります。
そのうち、脛の長さが四尺一寸(124.242424センチメートル)・・・・
ここで付け加えると、24は、国道24号線と広隆寺につながっています。
(広隆寺は、聖徳太子霊跡24番)
つまり、
景行天王は巨人でした
これこそが真の景行天王なのでしょうか・・・? ちょっと違う気がします
ついでに真の聖徳太子
景行天王の脛は1メートル以上もありますから、まさに長髄彦だということになります。彼は、飛騨高山から畿内を支配下におさめた偉大なる帝王だったと思われます。
ジャイアント・キリングは、紅蓮の矢です(参照)
紅蓮の弓矢は、丹塗り矢、そして赤い彗星(スサノオ)にまで繋がります。
丹塗り矢は東遷した鴨氏にもつながるシンボル。神武天王がそこにかぶさってくる存在です。
神武東遷を迎え撃った纏向ヤマトの大王は、長髄彦=景行天王だった?!
そう考えることができるかもしれません。
むしろそう考えることで、
武内宿禰の300年一世代理論が実証されます。
武内宿禰が仕えた最初の天王は景行でした。そこから応神までが一世代の時間軸になります。今後、当blogはこれを前提に歴史の自己解釈を試みようと思っています。
そして、まさに武内宿禰こそが神武であったという説も完成します。
武内&神功こそが、神武でした。そちらについては以前に書きました(参照)
おそらくこれで合っていると思われます。
しかし、何故、ダジャレで古代日本史の謎が解けてしまうのか?
まったく意味がわかりませんが・・・そもそも本当に解けているのかも謎ですが
少なくともひとつの方向性を表しているのは確かだと思います
いったい誰がそれを導いているのか
神話の世界にもダジャレ好きで知られる神がいます。
その名は界王さま・・・蛇の道の果てにいる存在・・・彼こそが仕掛け人?
界王は海王に通じる
竜宮城の主こそが、その正体でしょうか
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最後に、
ウィンター・フェルのスターク家の標語「冬来る」
・・・・・・・・これは、氷河期の到来を意味しているのかもしれません
『凪のあすから』でもまた、氷に覆われ行く世界が描かれました
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