山幸彦の釣り針の謎 [黒歴史]
前回、「糺の森」の真実では・・・
「糺」とは、山幸彦が手に入れた釣り針を体現していると書きました
(→糺の森の真実――賀茂氏は山幸彦である理由)
かつて、秦氏が手にしていた「旧糺の森」(蚕の社)は、今は「新糺の森」として下賀茂神社の境内に広がっています。このことは、兄である先行者・海幸彦が、後発者である弟・山幸彦によって釣り針を奪われたとも見てとれます。
では、釣り針とはいったいなにを象徴しているのでしょうか?
それも、「糺」という文字で読み解くことができます。
「糺す」――それは相手の「罪の有無を追及する」という意味です。
法を司る権限でした。
物事の善し悪しの価値基準を決めることができる力でした。
社会的な規範を作ることができる権限だったともいえます。
実質的に言って、社会を操るに等しい力でした。
すなわちそれを手にした瞬間から、彼らは権力を手にしました
古代の法は宗教そのものでした。罪の意識は人間をコントロールすることができます。
速攻で記事が終わってしまったのでついでに・・・
では・・・具体的にその「釣り針」を手にしたものは誰か考えてみます
記紀神話において釣り好きと明言されている人物が一人います。
事代主です
これはまったくの推測です。
おそらくですが・・・彼は自殺してなどはいませんでした。
彼こそが、賀茂氏なのでした。
・・・と思ったけど、普通に釣り針を奪われた側っぽいです
その方が神話のすじがきから自然とも思えます。今は保留にします。
すいません結局なにが言いたいのかわからない記事になってしまいました
今回は、「糺の森」が何を意味しているかの内容だけですね。
最後、お茶を濁します。。。
釣り針はまた、北斗七星を意味しています
同時にそれは、魔法使いの杖でもあります・・・。
北斗百列拳は阿多姫の名前を叫びながら拳を繰り出す北斗神拳の奥義。
隼人は北斗神拳の継承者でした。
神阿多姫・・・そのまたの名をコノハナサクヤ姫
「釣り針」の系譜は明白に隼人・熊襲のラインに繋がっています。
彼らが逆賊とされたのは、景行天王の時代ではなく、もっと後になってからのことでした。その当時は、対等の覇者同士として対峙したはずです。
クマソタケルとヤマトタケルなどは、上杉謙信と武田信玄のような関係です。
つまり、このような善悪の価値基準を決定づけられるのが
まさに、権力の力でした。
コメント 0