ラブライブは木俣神を導く女神 [黒歴史]
ラブライブに完全にはまっていました。。。
しばらくblogの更新を休ませて頂いていたのですが、あまりにも面白すぎて一気にぶっとおしで見てしまったので、さっそく更新を再開したいと思います。
アイドルは「1にも2にも体力!」というスポ魂ものの作りで正直、本当に面白いです
企画立ち上げから最初に出したCDはわずか400枚前後・・・という爆死に終わるも、アニメ化するやたちまち人気になり、今ではリアルライブを2日で7万人を動員する規模にまで成長した『ラブライブ・プロジェクト』ですが、、、
その作中でのはじめてのライブ観客数はリアルを反映してか・・・
しかし、それでも彼女たちは歌い上げました
誰もいない観客席に向かって、これまで努力した自分たちの全てをぶつけました
「0」に対して自分自身を貫くこと、それこそが、光への道しるべでした
(その理由はのちに述べます)
今回はそんなラブライブが導いた古代日本史の真実を書こうと思いました。
鍵になるのはひとりのキャラクターでした。
上は、現在人気投票で1位の西木野 真姫というキャラです(参照)
ちなみに自分は全員が1番に好きです。キャラはシナジーなので単独では意味がないかと
西木野真姫(cv:Pile)
このキャラの名前と声優の名前、そのすべてに意味がありました。
まず、その名前は・・・ドストレートに、西方の木の真の姫を意味しています。
それではまず西方の木とは何か・・・・?
『日本書紀』にはこのようなくだりが書かれています。
景行天皇が熊襲征伐に九州に降り立ったときのこと、筑後の三毛に長さ970丈におよぶ巨大な倒木が倒れており、土地の古老に問うた。古老がいうに、それを「歴木(くぬぎ)」といい、倒れる前は天まで届くほどの巨大な木だった。朝日には佐賀県の杵島山までを覆い、夕日には阿蘇山を覆うほどだったという。天王はそれを神の木とした。
一説には、これこそが伝説の扶桑樹だという説もあります。
ですが、前回、扶桑樹は東海にあったという結論を出していますので、
おそらくこれは九州にあった巨大な王権の象徴なのではないかと推測します。
(個人的にはこれを狗奴国の勢力圏とする説が面白いです)
(出展)
また、『宇治拾遺物語』にはこのようなくだりがあります。
淡路島に巨大なナラの木があった。
その高さ千丈・・・朝日は丹波を照らし、夕日は伊勢を照らす
これもまた、同地にあった支配勢力を意味しているのではないでしょうか。
まったく同じ言い回しで、ふたつの木の存在を告げています。
ですから、これは同じ勢力の伸張を意味しています。
こちらでその木は、ナラでした・・・
九州の970丈から、淡路島では1000丈にパワーアップしているということは、
九州から東へと勢力が拡大していった可能性もあります。
(その逆もありえますが)
興味深い題材ではありますが、これは、今、探し求めている木ではなさそうです
・・・今はスルーします。あらためて西の木とは何か・・・・・?
それは真の姫を導かなくてはいけません。
正直、すでにタイトルに答えが書いてあるので結論を急ぎます。。。
古事記には、大国主と八上姫との悲恋が描かれています。
その結果、木の俣にさして捨てざるを得なかった子神の伝説があります(参照)
その名は、木俣神(そのまんま)
そうです・・・この神こそが西の木が指し示す、真の姫でした
彼女はまた、こうも呼ばれました――かぐや姫と。
(つづく)
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