進撃の巨人と赤い彗星 [黒歴史]
十年に一度の絶世のギガ・ヒット作
『進撃の巨人』
そこにもまた、赤い矢のシンボルは刻まれていました
突如、理科室の人体模型が巨大化して人類に襲い掛かるサバイバル学園戦記ドラマ
人類の命運を背負い戦うことを宿命づけられた生徒たち・・・
死を賭して自らの尊厳と自由を勝ち取る決意をした彼らは校歌を斉唱します。
毎日、ラジオ体操のあとにみんなで歌います。
「家畜の安寧虚偽の繁栄死せる餓狼の自由」
その校歌の名は「紅蓮の弓矢」
赤い彗星=紅蓮の弓矢=丹塗矢
それは彗星の系譜で、反逆であり革命のシンボルだと書いてきました
かつてホメロスはこう言いました。
現代社会もまた、不可視の巨人の手によって人間世界は牢獄へと閉ざされています。人間ひとりひとりが持つ自由な発想と精神は、大衆世論という名の無言の圧力によって封殺され、誰もが、むしろ他者と同じであろうとします。すべての人間が同じ固定観念を与えられ、同じ規範にもとづいて一本のレールの上を強制連行されます。誰もが自分自身の頭ではものを考えず、周りの発言によって善悪の価値基準さえ決めてしまいます。わたしたち誰しもが、見えざる巨人の細胞(セル)となって、社会全体を監獄に変えているのです。
完全な未来予知と言ってもいいかと思われます。
はたして、誰がこのような世界を望んだのでしょうか・・・?
誰も望みはしませんでした。
望んだのは支配者でした。
ですから、それに反逆するものたちが現れるのも必然でした
彼らはひとり、またひとりと立ち上がっては次々と命を落としていきました。
目の前を行くひとりが死んでも、その足跡の上を別のひとりが踏みしめました。
それはまるで、象牙の塔で太陽に立ち向かうような行為でした。
なんら現状を打破することなく、時と人の命だけが空しく失われていきました。
百年がすぎ、千年がすぎ、一万年の時さえもが経とうとしました。
誰もが、絶望に空を見上げることさえなくなった
・・・・そんな時でした
ひとりの戦士がこの世に生まれ落ちました。
名を、リヴァイと名づけられました。
彼は人類が生み出したもっとも傑出した戦闘の天才でした。
音楽の分野でベートーベンやモーツアルトがなしたそのすべてを合わせても、
戦闘における彼の才能にかなうものはなかったでしょう。
「才能だけがすべて――」
一度のミスが、死を意味する。
それが、絶対的な生と死が世界を切り分ける戦場での掟でした。
彼は、それまで人類がなしえなかった反逆の成果を、唯一人で塗り替えました。
それはまるで『デモンズソウル』が突然、『真・三国無双』に変わったかのような劇的な変化だったと戦場を目撃した人はいいます。
今からちょうど、222年前のことだと言います。
現在、まだ巨人との戦いは終わってはいません。
結末は、われわれ自身の目で見届けるしかありません・・・
リヴァイ兵長は掃除好きで知られたといいます
彗星はまたの名を、箒星といいました。
ですから、彼が掃除好きであるのは必然なことでした。
そのリヴァイの名前は、神話の竜リヴァイアサンからつけられました
良くも悪くも神話のイメージを塗り替えまくる『FINAL FANTASY』シリーズですが、FFのリヴァイアサンは完全に蛇そのものの姿で描かれます。
味はうなぎと良く似ていると言われます。
そして、
リヴァイアサン、それこそが秦氏の正体でもありました・・・
世界は残酷?
ああ。だが明日は違う
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