丹塗矢は赤い彗星 [黒歴史]
映画『クラウドアトラス』にシンボリングされた彗星から、
それは魔女の系譜――奴隷解放運動というものを推進している方々かもしれない・・・
という話を書いてきました。
で、昨日、『鵜飼に恋した夏』という番組が放映されてました。
くしくも、ここ最近書いてきた宇治が舞台の作品です。
宇治といえば、鵜飼が有名なのだそうです。
鵜飼・・・鵜飼るみ子・・・
彼女は1stガンダムのフラウ・ボゥ役の声優さんです。
ボゥは「弓」です。
「弓」・・・「鵜飼」・・・この二つから導き出されるドラマがあります
『推奴』(2010年~)
主人公はスリー・マンセルを組んで奴隷を狩りまくりの最強奴隷ハンター。
鵜飼であり、三人組でもある・・・
一説に、八咫烏は鵜飼のスリーマンセルなのだという説があります。
そこからのイメージの連鎖ですが、実際の八咫烏はこのような方々だったのでしょうか?
ドラマは主人公が奴隷狩りという、一種のダークヒーローものなのですが・・・
ドラマは、後半に急展開を見せます。
奴隷狩りは表の顔・・・
その実の姿は、奴隷を狩るとみせかけて奴隷を逃がす義賊でした。
彼らは、奴隷を売って稼いだ金で奴隷を買い取って、奴隷を逃がしていました。
彼らこそが、鵜飼のスリーマンセルでなおかつ奴隷を解放する存在でした。
で・・・話は変わり・・・
ここから話をフラウ・ボゥに戻します。
その名は、直訳すると弓夫人になります
弓の夫人???
その意味するところは、丹塗矢に化身した大物主=火雷神の妻だと思われます。
大物主の妻の名は、勢夜陀多良比売(せやだたらひめ)
ですから、フラウ・ボウの正体は勢夜陀多良比売でした。
そのフラウ・ボゥの夫はハヤト・コバヤシです。
彼の名、ハヤトは隼人に通じます
ですから、大物主&火雷神は、隼人ということにもなります。
また、ハヤト・コバヤシを漢字で書くと、隼人「木林」と書くこともできます。
隼人「木木木」です。三本の木は、まさに三本杉となり、三本杉は大三輪神社の御神紋です。
確か、三輪の神を祀ると、隼人が一斉に従ったという内容が神功皇后のエピソードにあったような記憶があります。
日本神話はやたらと固有名詞が頭に入らないので、なかなか定着しないのが難です・・・。
奈良の人たちは口癖のように、「大三輪はんは、神武はんより先や」だと言うらしいです。
大物主は八岐大蛇だった、という説を発表したのは梅原猛氏ですが、やはりこの方のセンスは詩人に近いものがあり、素晴らしい卓見の持ち主かと思います。
何故なら・・・「杉」はひとつの漢字で「木×3」ですから、三本杉は木が九本あるということを意味しています。
当然、八つの俣をもつ大蛇の首は九本になります。
これはもう、梅原説こそが真実ではないでしょうか?
そして、以前、スサノオの系譜は建御雷に繋がると書きました。
神武=建御雷です。彼らは八岐大蛇を倒したのでしょうか?
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