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天穂日と手長足長を考える [黒歴史]

菅原家の祖先とされる天穂日について考えてみたいと思います(wikiリンク

天穂日は、葦原中国攻略のため天照によって大国主のもとに送りこまれるも、
3年もの間、無反応のまま、そのまま大国主の側についたといいます
どこか、浦島太郎と似た雰囲気を持つ人物です。

葦原中国・・・

それは「中ツ国」――『指輪物語』の舞台と同じ名前を持ちます。
トールキンの描いた中ツ国において、強力な指輪の魔力にあらがうことができたのはホビットただ一種族とされます。彼らは、己の内なる欲望に打ち勝てる、心強き種族だとされています。
それこそが、日本人に受け継がれたある種の性質と似てはいないでしょうか?


天穂日・・・ホヒ・・・ホビット・・・


つまり、天穂日はホビットだった可能性はあります。

hohitto.jpg
映画『ホビット』では、主人公ビルボは「忍びのもの」として旅に参加しました。

彼は忍者でした。
『Wizardly』においてもホビットは忍者適正抜群でした。すっぱだかで敵の首をはねまくるという圧倒的な存在感を示してくれました。
大国主のもとに国崩しのために潜りん込んだのだから、当然の結果といえます。
その彼を心服させ、逆に部下にしてしまった大国主こそ恐るべしです。


さて、しかし謎は大きくふくらんでしまいました。
浦島太郎であり、ホビットであり、忍者でもある天穂日・・・。
そして、土師氏の祖先でもある・・・
彼は一体なにものでしょう?

それにはまず、ホビットとは何かを考える必要があります

彼らは日本に最初から住んでいた先住民だったと考えられます


手長足長と呼ばれる妖怪の名前を聞いたことがないでしょうか?
名前のとおり、手が長く、足が長いという妖怪です。

tenaga.png

上記画像はこちらからの出展(→参照)ですが、
そちらのサイトにとても面白い内容が書かれていたので抜粋させて頂きます。
無断転載申し訳ありません……そして、貴重な情報ありがとうございます。


            ◇

今から1200年ほど前、
三崎山に「手長足長(てながあしなが)」と呼ばれている恐ろしい怪物が住んでいて、そこを通る旅人を捕らえては食べていました。

この怪物は手が長くて鳥海山まで届き、
足は飛島まで一跨ぎ出来たのです。
住んでいた岩の洞窟付近には人間の骨が散らばっていました。

この怪物を退治しようと出かけていった武士も、
無事に帰ってきたものはいませんでした。
道行く人は恐る恐る三崎山を通っていたのです。

ところが、関所付近の林に三本足のカラスが住んでいて、
近くに「手長足長」が居る時には「ウヤ」と鳴き、
居ない時には「ムヤ」と鳴きました。
ここを通る人々は、これを聞き分けて通るようになりました。
それ以来、この関所を「有耶無耶の関」と呼ぶようになりました。


折から来合わせた慈覚大師がこの手長足長の話を聞き、
退治に出かけていきますが、捕らえられてしまいます。
しかし、手長足長は大師の鋭い眼力や慈しみの心に負け、
しまいには降参してしまいました。

大師は散らばっている人間の骨を集めて埋め、
そこに五輪塔を建てて冥福を祈りました。

その後、手長足長にはタブの実を食べるようにと命じました。
それからというもの、
道行く人も安心してこの関を越えることができるようになりました。
大師が三崎を去る時には、
たくさんのタブの実を蒔いて行きました。
それが現在三崎山にうっそうと茂るタブの木なのです。


いきなり伝説を書きました。

秋田県の南端、にかほ市象潟と山形県遊佐町の県境にある
三崎山の伝説です。

           ◇


この話の中に三本足の烏が登場します。
ただ、今回は引用しておいてなんですがスルーします(汗)
記事が長くなりそうなので・・・・

手長足長について

・・・・・・・これは、あくまで思いつきですが・・・・・・・・

この妖怪は「われわれ」のことを指しているのではないでしょうか?
つまり、日本の原生住人であったホビットの側からみて侵略者の姿だった


「われわれ」が手長足長だったのではないでしょうか?


このように考えると、存在しようはずもない妖怪の謎も解ける気がするのです。
縄文文明を築き上げていた原種族というものはホビットだった

記紀神話で、天照大神が先遣隊として天穂日を送り込んだ、というのはブラフ。
天穂日は鼻から、出雲の重鎮だったのかもしれません。


そして、この手長足長は、テナヅチアシナヅチにもつながる予感がします。
彼らこそが、蛇の一族ではないかと考えています。




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