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神はLUCKY=LUCY [感想系]

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『LUCY』をみました。
シンプルで映像としても面白く、色々感じさせてもくれる映画でした。 というか、スカーレット・ヨハンセンの美しさに全編画面に目が釘付けでした
 
単純明快な娯楽映画ですが、テーマ性?もなかなか奥深いような気がします。
Amazonレビュー(たいてい周りの声を反響する連想ゲーム会場と化している)を見ると、内容が宗教的などといった意見がありますが、「宗教」という先入観で見ちゃうというのが悲しいですね。
 
人間が誰しも持っている精神の話なのに・・・・・
 
宇宙は時間だけが絶対であるにも関わらず、
人は自分の狭小な精神に都合よく、周囲のものの概念を位置づけ、
それを矮小でありながらも絶対の価値観として世界を作り上げてしまった

 
みたいな、うろ覚えですが・・・・ 
脳が覚醒した人らしくLUCYが語るシーンは感銘を受けました。
正直、いまいち覚えてないのでもう一回見たいと思います。
 
また、個人的に感じたこととしては・・・・
 
人間は生まれ落ちて年を経ることでじょじょに拡散していき、 やがて、世界と同化して神になるのではないか?(年を取るということは熱量が拡散していくことだそうです) 

そして、神は幸運という形で世にあらわれるのではないか?
 

「LUCY=LUCKY」?
 

・・・そんなことを感じました。
 


 
以下、話のネタバレになりますが(見たくない人は注意してください)


・ 
 
戸愚呂(弟)ばりに脳の機能を100%まで解放したLUCYは、全時空に同時に存在する超越者となります。最後、猿と”ET”をすると猿の超進化がはじまるというオチなのですが・・・。
 
一人の人間が覚醒するだけで、地球史を塗り替えられる力を秘めている
 
少し前に見た『クラウドアトラス』にも感じた 
人間の尊厳に対する、圧倒的なまでの強いメッセージが込められた作品です
 
・・・・ただ、超能力に目覚めていくと人間性を失い・・・・・
 
悪人だろうが通行人だろうが極めて合理的にパンパカ撃ち殺していくという点は
覚醒した脳って爬虫類脳なのか? という、若干のうたがいもありました。
 
つまり、エヴァンゲリオンに描かれたメッセージ・・・・・

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出展
 

一人の超人類の誕生と引き換えに、
 旧世界を滅ぼしても構わない


 
そういうアレなのでしょうか?

まあ、今の時代を見てるとそういう感情もありなのかもしれませんが・・・ 

 
とはいえ、結論はスカーレット・ヨハンセンは美しいということですね
それだけで十分楽しめる映画だと思いました


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